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赤い楯―ロスチャイルドの謎〈3〉 (集英社文庫)

赤い楯―ロスチャイルドの謎〈3〉 (集英社文庫)

同タイトル文庫本の第三巻.ここまでくると、ハッキリ言って意地で読んでいるだけ.I,IIの二巻を読んで、「ああ、これはトンデモ本だな」とは思っているものの、III,IV巻を読まないと、何か悪い気分になってします.さて、第III巻は、フランスのロスチャイルド家の興亡について述べられる.亡してはいない、というのが著者の主張ではあるが.特に第二次世界大戦後の歴史を中心に、スエズ動乱アルジェリア戦争の裏側に潜むフランスの陰謀が述べられている.更に、フランスの核開発、核爆弾実験、それに利権が絡む兵器産業、そして一見何の関連もないような食品産業が実はみんなロスチャイルドの資金・人材を通じて繋がっているという.どこまで信じていいのやら...