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いやでもわかる金融 (新潮文庫)

いやでもわかる金融 (新潮文庫)

これから、金融関係の仕事につく人が初めて読む為の入門書、という位置付けの書のつもりだろうが、はたしてはじめてこの本を読んだ人(主に学生?)は的確に内容を理解できるのだろうか?表現において疑問符が付くような記述があるので、斜め読み程度で適当に流しておいた方がよいと思う.ちなみに、自分は学生時代に本書を読まなくてよかった、今だからこそ斜め読みで流せる書である.日本経済新聞社編と言えどこの程度の書である.本書の構成は、為替マーケット、国債マーケット、日銀オペなどの短期金融市場、そして金融業務の相互乗入れなど.