骨音―池袋ウエストゲートパーク3 (文春文庫)

骨音―池袋ウエストゲートパーク3 (文春文庫)

ちょっとマンネリ気味のように感じるが、久しぶりに読書を再開するには良い作品だと思う.
相変わらずスピード感があり、各ストーリーがアップテンポで進んでいく:骨音は音楽に造詣が深くないので音のスピードというところでいまいちイメージが沸かない.緑のカエルの話は、地域通貨というテーマには非常に興味を持つが、最後が少し軽い感じがする.レイブの話には少しだけラブストーリもあり、今までとは少し違う展開になかなか楽しめた.

あいかわらずこの人の興味の対象の広さに唯唯驚かされる.いつか読んでみたいと思う本がいくもある.