同期と飲み会

  • TWW4

Season 4に突入.第一話は少し長めの放映時間であった.TobyとJoshの最後のシーンはちょっと臭かった.

  • サッカー

同期が2006Germanyワールドカップ観戦から帰国してきた.二泊四日ぐらいのタイトスケジュールだったらしいが,帰国報告もかねて,アイリッシュパブで飲む.この年齢にもなって,それでもドイツまでサッカーを観に行く元気がうらやましいが,自分も負けていられない.まだまだがんばるぞ.

  • ディスカッション

同期で飲むとディスカッションが盛り上がるときがある.実は自分はこれが大好きである.ディスカッションの内容によってはお互い感情的に興奮してしまう場合もあるが,このような経験を繰り返すとことによって,ディベート能力が培われるという側面もあると思う.だから,これからも積極的にディスカッションしたい.

とりわけ今日の飲み会で感じたこと.その一つは,「客観的歴史的事実」を知るという事は非常に困難であるということ.歴史的事実というものは,既に過去のことであるのでその事実が発生した当時の生の情報を入手できるものではない.そして我々は,そのような歴史的事実に関して,概して書物などにより情報を取得する.それが歴史的に重要なイベントであればあるほど,その内容は書物の作者の視点や立場に依存した偏り(バイアス)を被っている.ここに”客観的”な歴史的事実を取得することの難しさがある.
ディスカッションが感情的になってしまうときは,往々にして,自分の読んだ本の内容こそが”客観的”であると思い込んでしまう.そんな時は自分の取得した本がすべてではないということ,反対サイドに立つ意見の主張は当然こちらとは逆方向にバイアスがかかっていることを認識する必要がある.その上で,冷静に相手の意見に対応していきたい.

もう一つは,道義的や道徳的な意見というのは,個人の道徳観に強く依存するということ.そして,それらを基礎としてあるべき論を展開していくと,それはそれで一つの世界(善悪の判別など)を構築できるのかもしれないが,その世界で法律の議論を展開していくのはナンセンスだということ.そこは冷静に考える必要があると思う.