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- 作者: 須賀敦子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1995/11/01
- メディア: 文庫
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どんな宴も終わりがきてしまう、本を読んだ後そんなことを感じてしまう作品。
書店で「須賀敦子特集」をやっているときにふと目に留まった作品なのだが、いままで読んだ作品とは一風変わったものだった。嫌いではないが、登場人物やコルシア書店がどんなものなのか、想像を働かせたり背景を理解したりすることは少し困難だと思う。
あとがきにあるように、読了後目頭が熱くなるというのは、共感を覚える。