美術

今日は、メナード美術館で、シャガールの版画展を鑑賞.人と動物の顔が重なっていたり、家の上に人が乗っかっていたり、想像力が大きすぎて、その意味を理解するのが困難ではあるが、ギリシャの恋愛物語や、アラビアンナイト千夜一夜物語)などの出版物の表紙や挿入画を見るとわくわくしてくる.
ギリシャの恋愛物語の作品群は、ギリシャのほのぼのとした土地柄が版画に表現されている.特に裸体の男女や動物などが沢山出てくるが、シャガールギリシャの風土にほのぼのとした開放感を覚えたに違いない.
アラビアンナイトの作品群は色使いが多彩だ.当時、訪問したメキシコの影響を大きく受けた、と解説に書いてあったが、アラビアンナイトの作品に良く合っていた.