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宇宙をかき乱すべきか〈上〉 (ちくま学芸文庫)

宇宙をかき乱すべきか〈上〉 (ちくま学芸文庫)

F.ダイソン、彼はさまざまなプロジェクトに参加していた.彼ら米国の物理学者は各種の国家プロジェクトに参加していたのだが、このような事実は、米国の特色だろうか.

日本の場合、物理学者はどれほど国家プロジェクトやそれに伴う政治に関与しているのだろうか.

F.ダイソン、彼自身のかつて自分が参加していたプロジェクトに対する評価は非常に公正だ.評価すべきプロジェクトは評価し、反省すべきプロジェクトは反省する.その公正な姿勢や思慮深い考察には、ただ尊敬するだけである.

そして、何よりもうらやましいのは、R.ファインマンと交わした数々のディスカッションである.